6~7年前から現場見学会やセミナーなどのチラシ作成に携わるようになり
広告会社の方に作成いただいたものを修正するだけでなく
自分でもデザインしてみたいと思うようになりました。
そんな時に目に留まったのがこの本です。
〈目で見て楽しむデザインの本。〉というサブタイトルの通り
デザインを仕事にしていなくても、広告やパンフレットなどに
ちょっとでも興味があればとても楽しく読める内容になっています。
プロの方がどんな目線でデザインしているのか、大事にしていることは何か
など、実例を挙げながら紹介してくれます。
とても太っ腹なことに、上のリンクから 20ページくらいチラ見|д゚) できます!
………………
Chapter 1では広告のブラッシュアップの仕方。
着想~完成までが流れに沿って説明されていて
「なるほど、こうすればもっと伝わりやすくなるのか」
とすんなり腑に落ちます。
チラシを作ろうとすると「あれも入れたいこれも入れたい」で
結局一番伝えたいことは何なのかを見失いがち。
Chapter 2《ダイジ度天秤》では、例として
「高機能でカラーバリエーションが豊富なカサ」の広告が2パターン
紹介されているのですが、どちらが大事なのか伝えたいことが一目瞭然。
「あぁ、デザインってこういうことか」と妙に納得します。
個人的にはその次の章《スポットライト》がとても参考になりました。
その広告で一番伝えたい「主役」が埋もれてしまわないように、
デザインの力で読み手の目線を重要な場所へ引っ張る手法が5つ紹介されています。
性格的にどうしても「四角は四角、きちっと揃える」をやってしまいがちなのですが
デザイン的に伝えたいことを強調するにはNG。
どうやったら初めて見た人にも「何が大事か」が分かるのかのヒントになります。
《虫めがね:デザインまちがい探し》では、
Before/Afterで違うところがいくつあるかを探せるようになっているのですが
「Afterのデザインがスタイリッシュになっているのは、
こんな細かいところまで修正するからなのね⁉」
と驚きを禁じえません。
最後のChapter 3ではデザインの要素である文字や色、写真やグラフについて
書かれているのですが、広告だけでなく
会議などのプレゼン資料に応用できるような知識が詰まっています!
文字のフォント一つ、写真の位置一つとっても
伝える内容や伝えたい相手によって、最適なデザインは変わってきます。
家も一緒ですよね。
カウンターの高さ、部屋と部屋との動線など
住む人や住まい方によって、最適なプランが変わります。
おうちのプランに設計者の愛が詰まっているのと同様、
広告のデザインにも製作者の愛が詰まっているのだと、この本を読むと気付かされます。
デザイナーさんが愛を持ってデザインしてくれた広告の意図をちゃんと理解して、
しっかりチェックしたくなりますよ!
新しいチラシのイメージソースに
ぜひ本書を手に取ってみてくださいね!
(ジャンルは偏ると思いますが…)
次回をお楽しみに!!
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